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脂質


油脂の食べ方を考えましょう。


 食事で補給した油脂を、栄養では脂質と呼びます。

脂質は、炭水化物やタンパク質と同様にして主要栄養素と言われ、

エネルギー源としてとても重要です。



<1人分の1日の食事で油脂の適量>=大さじ1杯から大さじ2杯

<1人分の一品当たりの油脂の適量>
                    焼き物:小さじ半分から小さじ1杯
                    あげもの:大さじ1杯
                    ドレッシング:小さじ1杯から小さじ2杯


油脂 小さじ1杯分 は 2グラム
油脂 大さじ1杯分 は 9グラム

 ※ 焼き物で使う油脂の量は、0.5グラムからで十分調理ができますよ。 


市販されている 
 カレーライス シチュー からあげ 天ぷら ラーメン ケーキ コロッケ 
 シュークリーム クロワッサン など
         大さじ1杯分の油脂が絶対含まれていると考えましょう。


【油脂の種類】

動物性油脂  と 言う油

 特徴:白い油  「脂」と、言います。

   肉の脂身・バター・ラード(豚脂)・牛脂
   焼き肉の時に見る、赤身がついていない白いかたまり
   口当たりがよくジューシーでとろけるよ〜な お・い・し・さ!!

 これらの油脂を、              

飽和脂肪酸

         と言います。


飽和脂肪酸の特徴は、
  ・体の中に残りやすい油脂
  ・毎日食べ続けると絶対太ります

 体の中に残らないようにするには、
  野菜や果物などの、食物繊維が豊富な食品と一緒に食べると良いですよ。


植物性油脂 と 言う油

 特徴:液体油  「油」と、言います。

   サラダ油・オリーブ油・ごま油・大豆油・なたね油・コーン油・サフラワー油
   こめ油・紅花油・パーム油 など

これらの油脂を、

不飽和脂肪酸

           と言います。


植物性油脂 には、オレイン酸と言う成分が含まれています。
 食後、体の中で中性脂肪となって貯蔵されます。
 この貯蔵は、健康維持に大切なものですが、「糖質」と同じように
 毎日の食事量が多すぎると体重増加につながります。


リノール酸・リノレン酸・アラキドン酸を、

必須脂肪酸

     と言います。


必須脂肪酸を別名、不可欠脂肪酸と言います。

必須脂肪酸・不可欠脂肪酸

           体の中に存在しない脂肪で、
           必ず食品から補給しなければいけな脂肪栄養です。


リノール酸・リノレン酸

 植物性油脂 に含まれています。
 補給することで、コレステロールの調整をしてくれます。

アラキドン酸

  に含まれていまる油脂です。
 魚の油脂は、とても体にやさしく
 EPA・DHAといった油脂も含まれています。

 EPAは、エイコサペンタエン酸  DHAは、ドコサヘキサエン酸
   両方とも、中性脂肪を増やさないので、
   血栓を作りません。動脈硬化や高血圧などの予防につながります。

 魚料理を意識して食べることをおすすめしますよ!!


【脂質について】

 栄養となった脂質の役割を軽く知りましょう。


食事で食べた油脂は、腸から吸収されて体のすみずみに栄養としておくられます。

 栄養となった油脂には、次のような脂質があります。

          
・コレステロール
・中性脂肪
 

 ◎コレステロール


 体中の組織やホルモンなどの成分として大切な栄養素です。

   血液検査結果などでは、低すぎてもダメ 高すぎてもダメ
    低すぎると、栄養不足となって体中に不具合があらわれます。
         (見た目で栄養不足がわかります)
    高すぎると、動脈硬化などの原因となります。

食事で補給する油脂の種類は、
オレイン酸が含まれている植物性油脂 で 
体の中のコレステロールが調整されると言われています。

動物性油脂 は、
体の中に残りやすいので、LDLコレステロールを増やしやすいと言われます。


食事からのコレステロールの補給は、
1日200mgから400mgがちょうど良いと言われています。

体の中でコレステロールが消費される量は
1日1000mgから1500mgと言われています。

コレステロールは、消費量が多いですね。


 ♪ここで・・・ おちょぼぐちのおちょぼぐち♪


コレステロールの種類は、いくつかありますが
知っててほしい物を紹介します。


LDLコレステロール

 食事から補給したコレステロールを体中に栄養として運ぶ役割をします。

 体中の栄養が、あふれるほど足りていても絶対運びます。
 このコレステロールは、運んだら置きっぱなしにするダケのコレステロール!!
 増えすぎると、高血圧や動脈硬化などの原因となります。
 このコレステロールを、置き去りコレステロール と呼びましょう。


HDLコレステロール

 LDLコレステロールが、体中に置き去りにしたコレステロール
 回収して肝臓へ集めてくれるコレステロールです。

 肝臓は、「からだの生化学工場」と言われるくらい、栄養を作り出す
 重要な働きをしています。
 肝臓でコレステロールを栄養に変えて、消化吸収します。

 HDLコレステロールが体に多くあると、高血圧や動脈硬化などの予防につながります。
 このコレステロールを、回収コレステロール と呼びましょう。


 コレステロール は、

       食べ過ぎ・濃いめの味が中心の食事・運動不足・たばこ習慣
    などが原因で、LDL(置き去り)コレステロール  が増えると言われています。

       適正な食事量・体にやさしい食事・続けられる運動・思い切って禁煙
    以上のことで、HDL(回収)コレステロール を増やすことができると言われています。


 ◎中性脂肪


 いつも決まって体の中に貯蔵されている場所は、
   おなか・皮膚の下・筋肉

 食事量が少なすぎると、貯蔵される中性脂肪が少なくなるので栄養不足になります。

 中性脂肪が増えすぎる理由は、油脂の食べ過ぎにあるのかというと・・・
  油脂食品が直接の原因ではなく、日々の食べ過ぎが大きな理由と考えます。

 中性脂肪の増え方が気になるときは、
  毎日の食事量を見直しましょう。

 中性脂肪は、脂質だけでなく糖質やタンパク質からも作られます。
 栄養として貯蔵されている中性脂肪は、
 いつも分解されて消費されています。ずっと固定していません。
 約8日間で半分が、交替(こうたい)されます。

 栄養は、いつも古い物から新しい物に交替します。
 活動量より食事量が多いと、なかなか追いつかないということです。


 また、
 中性脂肪の貯蔵具合や消費具合は、
 ホルモンと神経が関係していると考えられています。
 神経を刺激すると、中性脂肪は減ります。

 継続できる程度の軽い運動が良いということですね。
 無理のない運動の例題
    ・おなかをふくらませたりへこませたり
    ・背中の肩甲骨を動かす
    ・そのば足踏み
    ・軽く屈伸運動


【栄養素の脂質が不足すると】

 栄養障害が発生します。

 皮膚炎・皮膚乾燥・内出血・脱毛など


 なんとなく、見た感じでわかってしまう症状ばかり・・・
 とても、つらくなってしまいます。


 油脂の食べ方を考えましょう


▲動物性油脂 と 「糖質」の砂糖を一緒に食べると〜

中性脂肪・コレステロール が増えやすくなって、
HDL(回収)コレステロールが、少なくなります。


 <たとえば> シュークリームやケーキ

       これらは、
       「糖質」の砂糖 動物性油脂のバターやたまごが入っています。
     たまごは、良質なタンパク質ですが
     もともとコレステロールが高い食品なので動物性油脂が理由です。

     シュークリームやケーキは、場合によっては重要な食事になります。

     偏りのない食生活や食べ過ぎを予防するには、
     「食べ方」が重要となります。

     シュークリームやケーキを全く食べない!と決めるのではなく
      ・1日に2個も食べない
      ・夜は食べない
      ・おやつに食べたら、その日の食事で油脂量を調整する
      ・毎日食べない
     などの、工夫をして食事コントロールを楽しみましょう。

▲ごま・ピーナッツ・くるみ・アーモンド などの種実類

 良質の植物性油脂です。

 1日1人分の適正量は、小さじ2分の1程度(約1グラム)

 良質なタンパク質も含まれているので
 調味料の油脂にプラスしても、食べ過ぎになりません。


▲油脂は、

 野菜と相性がとっても良いので、必ず野菜と一緒に食べましょう。


▲牛乳・乳製品 の脂肪は、

 「糖質」とセットになっているので、甘さを感じて口当たりが良いですね。
 消化吸収が良好で、栄養補給やエネルギー補給としても良好です。
 栄養豊富なタンパク質です。

 体重の増え方やコレステロールが気になる場合

  カルシウム補給として重要な栄養なので、牛乳の補給量をコントロールしましょう。
  また、牛乳やバターよりもヨーグルトやヨーグルト飲料などで補給をしたり、
  スキムミルクを使ってみるのも方法です。
  チーズは、プロセスチーズやナチュラルチーズよりも
  スキムミルクを使ったカッテージチーズが、たくさん食べても問題ないですよ。


▲コーヒーホワイト の脂肪は、

 生クリームと同様乳脂肪と言われるものですね。
 コーヒーホワイトは、コーヒー1杯分に加える量(だいたい大さじ1杯分)を
 調味料の油脂として考えましょう。

 ティースプーン1杯分なら、大さじ2分の1杯分程度

 コーヒーホワイトや生クリームは、
 あぶら臭くなく消化吸収が良好な食品で、
 エネルギー補給に使われやすい食品ですが、
 普段から食事量が多いと、
 体重や中性脂肪を増やしてしまう傾向にあります。

 スキムミルクを使うか良質タンパク質食品の大豆性クリームが、
 適当と思います。


◆コーヒーホワイトや生クリームのように、
 脂質が食品に含まれることで、その食品のうま味を強化してくれます。
 食事をおいしくしてくれます。

 脂質1グラム当たりの消費量は、
 9キロカロリーです。
 「糖質」やタンパク質に比べると、2倍以上の熱量です。

 食事量は、少しで十分ということですね。
 でも、無理のある食事制限は危険ですね。

 すぐに満腹にしてくれて長時間活動することが出来ます。
 重要な栄養素です。