食物繊維
炭水化物 には、 体の中で
消化吸収 される 糖質 と
消化吸収 されない 糖質 が あります。
消化吸収 されない 糖質を
と 呼びます。
【食物繊維 が 多く含まれている食品】
緑黄色野菜=にんじん ピーマン ブロッコリー ほうれん草
小松菜 グリンピース ラディッシュ かぼちゃ
さやえんどう トマト にら 青ネギ 水菜 パセリ
アスパラ 大葉 えだまめ そらまめ いんげん など
そのほかの野菜=白菜 たまねぎ きゃべつ 大根 長ネギ
ゴボー れんこん かぶ きゅうり レタス せろり
なす 切り干し大根 とうもろこし たけのこ など
いも類=じゃがいも さつまいも さといも 長芋 こんにゃく など
きのこ類=しいたけ しめじ まいたけ マッシュルーム えのき
干しシイタケ など
なまの果物全部
種実類=ごま ナッツ くるみ など
豆類=あずき だいず うぐいす豆 おから 納豆 いんげん豆
きな粉 など
海藻類=寒天 わかめ ひじき こんぶ など
|
|
大きく 2つ に 分類
◎ 不溶性食物繊維
◎ 水溶性食物繊維
3つ 上げられます。
◎ 難消化性多糖類
◎ リグニン
◎ 動物性難消化成分
◎ 難消化性多糖類 は、糖質の種類の 多糖類
◎ リグニン は、糖質の種類ではない 「木」質成分の1つ と言われ
植物の茎や枝や葉 を 作っている成分
◎ 動物性難消化成分 は、キチン や ケラチン と 呼ばれる物 で
エビやカニ・昆虫 の 殻 に 含まれる
糖質の種類の 多糖類で きのこ類 にも 含まれています。
ムコ多糖類 と 総称 されることも あります。
◎ 消化吸収されない
◎ エネルギー源に ならない
◎ 腸の中で 効果を 発揮する
◎ 水分を 吸着して 体積を 多くする
● 腸の中で 効果を 発揮する ●
腸内細菌 と 一緒に 発酵 して 大腸の運動を 刺激します。
※ 腸内細菌 が いるところに 食物繊維 が 加わることで ※
腸内細菌 は 腸内細菌の役割 を 強めて
食物繊維 は 食物繊維の役割 を 強めて
それぞれの 強まった 役割の おかげで 腸の運動が 活発に なります。
この作用を 相互作用 と 言います。
|
▽ 便通を整えて 無理なく 排泄を促進 します。
▽ コレステロールや胆汁酸の 排泄も 増やします。
体中の 血液の循環を 良好にします。
▽ ある種の 解毒作用 が あります。
※ ストレス性の腸炎 や 急に発症した 激しい腹痛 などの症状 を
起こした場合 ※
おなかに負担が少ない 消化吸収が良い食事 が 最適ですが
それだけでは 回復できません。
食物繊維を 意識的に 多く 補給しながら
腸を休ませ 回復を進めていきます。
目標としたい栄養補給内容は、
タンパク質食品や油脂食品を 食べない 代わりに
でんぷん質の食品を プラスして 水分と一緒に たっぷり 摂取する と、
意識的な多い量 に 近づきます。
でんぷん質の食品は、糖質の多糖類食品 です。
↓↓
ごはん おかゆ サツマイモ じゃがいも にんじん ゴボー れんこん
かぼちゃ 里芋 こんにゃく くだもの 寒天ゼリー あずき(あんこ)
豆類 など
|
● 水分を 吸着して 体積を 多くする ●
食物繊維は 水に溶かすと 粘り気 が でます。
粘り気で 栄養成分の 吸着作用を強く します。
▽ 水分を 吸着した 食物繊維は、膨張しているので 食事量が少なく見えても
食事後 満足感を 得ることが できます。
▽ 胃から小腸に移動する エネルギー源 と なる 糖質の量を 減らして
膵臓のホルモン である インスリンの働きを 遅らせる 作用があります。
糖尿病の症状を ゆるめます。
腸内細菌 による 発酵 によって 排泄を促進
↓↓
便秘解消
血清コレステロールをコントロールして 以下の 症状を
予防 または 緩和 します。
大腸がん 動脈硬化症 虚血性心疾患
胆石 糖尿病 |
◆ 良いことばかり ですが
意識的な多量摂取は タンパク質の消化率を減少させます。
カルシウムなどの ミネラルの栄養分 の利用率を 低く します。
水分を吸収して
体積を大きくする性質 があるので
食べ過ぎると 体内に必要な栄養素まで 体の外へ排泄 して
体の中に 残りにくく してしまいます。
ストレス性の腸炎や激しい腹痛などの 症状期間は、
たくさんの食物繊維が必要 ですが
症状が 治まったら
ゆっくりと通常の食事内容に 戻していきましょう。
〈 五大栄養素 の 炭水化物 〉
栄養の炭水化物の ほとんどは 【糖質】 です。
【糖質】 は、生命維持に 大変重要な 栄養です。
種類が多く 消化吸収される糖質 と 消化吸収されない糖質 が あります。
〔 消化吸収される 糖質 と 消化吸収されない 糖質 〕
● 糖質の分類 ●
【糖質】
@ 単糖類
A 少糖類
B 多糖類
@ 単糖類
還元糖と呼ばれるもの
一番 単純な糖類で 吸収が速い
発酵作用がある
天然に広く存在する糖類
種類
ブドウ糖・果糖 ⇒ この2つは 人の栄養に大変重要
オリゴ糖 ⇒ 体内に残りにくい糖質
消化吸収が糖質の中で1番速い
少糖類の乳頭と多糖類の寒天の成分でもある
わらなどに含まれる糖 ⇒ キシロース と言って 消化吸収されない糖質
細胞に存在する糖 ⇒ リボース と言って 遺伝子に存在する糖質
ゴム(アラビアゴム)の中に存在する糖 ⇒ アラビノース と言って
消化吸収されない糖質
A 少糖類
私たちにとって とても身近な糖質
加水分解させると 単糖類になります
還元性がある物 と 還元性がない物 があります
種類
ショ糖・乳頭・麦芽糖 ⇒ 栄養上重要な糖質
ショ糖 は 私たちが 普段 見慣れている 砂糖 です。
この糖は 還元性がない物 です。
乳頭 は 人乳に約7% 牛乳に約5% 含まれています。
麦芽糖 は 麦もやしに含まれる 糖 で 水あめ の 主成分です。
乳頭 と 麦芽糖 は 還元性がある物 です。
ショ糖・乳頭・麦芽糖 を 加水分解すると ブドウ糖 と 果糖 に なります。
この 3つの糖 以外に
誘導糖 と 言われる 糖 が あります。
誘導糖 は 体内の栄養と くっついて 作用する糖 です。
主に 解毒作用が あります。
尿中に排泄させます。
B 多糖類
無色無味の糖質
水に溶けない 溶けにくい 多数の単糖分子が くっついた糖 です。
私たちが食べている 食べ物の大部分が糖質で 主に 多糖類です。
1番重要 な 多糖類は【でんぷん】です。
種類
でんぷん ⇒ ごはん・ぱん・めん類・いも類・とうもろこし・かぼちゃ など
に存在します。 貯蔵多糖類 と 言われる 糖です。
人のエネルギー源 に なります。糖質の主要給源 です。
グリコーゲン ⇒ 体の中に 貯蔵される糖質 です。
肝臓や筋肉に 多く貯えています。
水に溶ける糖質で 構成成分は ブドウ糖 です。
セルロース ⇒ 体の中に この糖質を分解する酵素は ありません。
消化吸収されない糖質 です。
大腸内の細菌(腸内細菌)で 加水分解されます。
加水分解後 消化運動を活発にして
便通を整える 働きをします。
植物に含まれている糖質 です。
グルコマンナン ⇒ コンニャクマンナン とも言います。
コンニャク芋の主成分で 貯蔵多糖類 と 言われます。
この貯蔵多糖類は、マンノース と 言う成分で
炭酸ナトリウムや消石灰と煮ると
プルプルのコンニャクができます。
ペクチン類 ⇒ 野菜やくだものの皮に 含まれる成分
酸と糖を加えることで トロットロのジャムが できます。
寒天 ⇒ 紅藻類(海藻)が主成分
アガロース・アガロペクチンと言われる
混合物が 寒天やところてん になります。
多糖類は、種類がたっくさん あります。
ここに取り上げた物は、よく知られている物です。
そして
食物繊維 と 呼ばれる物です。
知ってても良っかな〜!!と 思える 多糖類の そのほかの ちょっとした種類
ムコ多糖類=粘膜組織を保護する 特異生理作用をもつ 多糖類です。
種類
キチン ⇒ エビ・かに・昆虫 の 殻に含まれます。
ヒアルロン酸 ⇒ 眼のガラス体 の 主成分
動物の細胞間を結びつけている物質で
なめらかで粘り気のある 液体です。
コンドロイチン ⇒ 軟骨・骨・腱・眼の角膜 に 含まれています。
ここで
でんぷんの性質を知ってみましょう。
”食事”で 思い浮かべる食べ物は、ほっとんど 「ごはん」 「お米」 だと、
思うのですが、 でんぷんの食べ物 の 代表は 「お米」です。
お芋 より 「お米」 です。
多糖類の「お米」の性質を 簡単に 知ってみましょう。
でんぷんの成分は、
ブドウ糖・アミロース・アミロペクチン
アミロース ⇒ 多糖類の セルロースの名前に似てる!
アミロペクチン ⇒ 多糖類のペクチン類
・ アミロースが含まれる割合20% アミロペクチンが含まれる割合80%の食品
⇒ 私たちがいつも食べている お米
・ アミロペクチンが含まれる割合100%の食品 ⇒ もち米
でんぷんの性質
お米に 水を加えて熱すると ⇒ 粘り気を発生します。
更に 温度を上げて熱すると ⇒
のり状になります。
↓↓
のり状 の 状態を
アルファーでんぷん(αでんぷん)と 言います。
おかゆは、消化吸収が良い アルファでんぷん です。
アルファでんぷんは、
急に乾燥したり 冷凍しても 水分をぬいても この状態は変わりません。
消化吸収が良い状態を キープ!!
この性質が利用されて、
便利な パックご飯 レンジでチン!!
ベータでんぷん(βでんぷん)と 呼ばれる物もあります。
このでんぷんは、酸や人の唾液の中にある 酵素 によって 反応して発生します。
ごはんを食べた時に しっかり もぐもぐ します。
↓↓
口の中で ごはんのでんぷんが分解 されます。
↓↓
この時に、
ブドウ糖と麦芽糖 に 分解されます。が、
しっかり もぐもぐ してても 一部 分解が途中で終わったまま
胃の中に運ばれて 口の中に残ってしまう でんぷんがあります。
このでんぷんを、
ベータでんぷん と 言って
デキストリン と 総称されます。
デキストリンは、消化の悪い中間産物 と 言われ
虫歯の原因になります。
口の中で もぐもぐ しっかり噛んで、食べ物全部を
ブドウ糖と麦芽糖に 分解できれば デキストリンの発生を 少なくすることが
できます。
虫歯の原因を少なくする方法は、もぐもぐ かむ 時間が 関係します。
ゆっくり もぐもぐ よくかんで 食べる ことは、とても大切なこと です。
● 糖質の消化吸収 ●
多糖類のでんぷん
↓↓
口の中で しっかり もぐもぐ
↓↓
↓↓ 唾液の酵素によって分解
一部
ブドウ糖と麦芽糖
↓↓
↓↓ 水に溶けやすくなって 消化 ごっくん 胃の中へ
食べ物が小さくなっても
胃の中に入っても 唾液中にある酵素の作用が働き中
↓↓
↓↓ 食べ物が 酸性に なるまで 約20分
胃の中で 酸性食べ物となって ← 胃の中に 糖質を分解する消化酵素 ない。
十二指腸へ 運ばれる
↓↓
↓↓
膵臓のホルモン作用を受け 麦芽糖 まで 分解されます。
↓↓
↓↓
腸の中で 酵素が 働いて
ブドウ糖・果糖・オリゴ糖 まで 分解
↓↓
↓↓ 単糖類まで 分解されて 栄養として吸収されます。
小腸から吸収され 体 全体 へ 運ばれます。
主に 肝臓・筋肉・脳・細胞
小腸での 糖質の消化吸収の速さは、食べ物の量や状態の 濃度で 変わってきます。
小腸膜から吸収されると、すぐ 栄養の働きを 発揮 します。
● 食物繊維の消化吸収 ●
食物繊維は、
水に溶けるもの と 水に溶けないもの が あります。
食事で、食べ物が 胃の中に入って 十二指腸 までは、
消化吸収される糖質 と 同じ消化過程 ですが、
腸の中に入ってから 消化が違ってきます。
食物繊維
↓↓
小腸で 消化酵素の作用を 受けません。
受けないことで、不消化性糖質 に なります。
↓↓
大腸に運ばれるまで、部分的に
腸内細菌 によって 発酵を受けて分解 されます。
↓↓
一部吸収
大部分は 大腸を刺激して 便通を整えます。
コレステロールや胆汁酸の循環を抑制する効果も 発揮します。
● 水に溶ける食物繊維 と 水に溶けない食物繊維 ●
〔 水に溶ける食物繊維の種類 と 多く含まれている食品 〕
| 食物繊維の種類 |
多く含まれる食品 |
| ペクチン |
くだもの 野菜 |
| グルカン |
大麦 オーツ麦 |
| グアガム |
グアマメ |
| コンニャクマンナン |
コンニャク |
| アルギン酸ナトリウム |
こんぶ |
| カラギーナン |
紅藻類 |
| 寒天 |
紅藻類 |
| キサンタンガム |
増粘剤 |
〔 水に溶けない食物繊維の種類 と 多く含まれている食品 〕
| 食物繊維の種類 |
多く含まれる食品 |
| セルロース・ヘミセルロース |
植物性食品 |
| プロトペクチン |
未熟くだもの 野菜 |
| リグニン |
植物性食品 |
| キチン |
カニやエビなどの外皮 きのこ類 |
| イヌリン |
にんじん ゴボー |
|
食物繊維は、水に溶ける物 も 水に溶けない物 も
くだもの や 野菜 に 多く含まれています。
体の中で 食物繊維の役割を 発揮するとき 必ず 栄養素の タンパク質と脂質の
存在が重要 に なってきます。
食物繊維を含んでいる 食品を 食べることは、
ビタミンやミネラルも 同時に補給することが できます。
とても良いことの オンパレード ですが、ダイエットとして 利用する場合は、
食べ物の種類と量 が 重要です。
食物繊維は、水分を吸収して 体積を増やして 粘り気を強化します。
食物繊維ダケを 食べる 食事内容は 体の中の 必要重大な 栄養素を
一緒に吸着して 体の外へ出してしまいます。
食物繊維ダケに 頼る食事は やめましょう。
★ 甘味料のはなし ★
☆原材料が、 オリゴ糖・果糖・乳頭・みずあめ・麦芽糖
これらの糖質は、
● 糖質の分類 ● に、 あるように 体に負担がかかりにくい物なので
使い方に注意をして 利用しましょう。
使い方は、やっぱり
計量すること。
〔 正しい使い方 〕
材料 砂糖小さじ1 と ある場合 ⇒ 甘味料 小さじ1
甘味料が 粉末でも液体でも 計量の方法は同じです。
食事が出来上がって、料理を食べている時に 違いを感じても 甘さの味付けは、
十分出来ている ので 甘味料の分量を それ以上変更する必要は ありません。
甘味料も砂糖と同じ扱いで 栄養計算しますが、
調味料の分量をしっかり計量出来ていれば、
食事に含まれる甘味料のエネルギー量を気にする必要は ありません。
注意が必要なのは、
甘味料だから という理由で、使い放題はない と 言うことです。
しょうゆや塩と同じように 甘味料で濃い味付けは 体に負担がかかります。
通院などで 甘味料を使う診断を受けていれば
正しい使い方も 出来ていると思いますが、そうでなければ
普通に 砂糖を 使ったほうが 健康的です。
☆原材料が 人工的に作られている甘味料 は、
主に 中性のアミノ酸素材 です。
中性のアミノ酸は、タンパク質です。
「糖たんぱく質」は、普段から 体の中にある栄養成分です。
人工的な栄養を補給しなくても 自然と存在している栄養 なので、
人工的な甘味料から補給する必要は ありません。
また、
強い副反応が発生するため
管理栄養士は、絶対おすすめしません。
※人工甘味料といわれるものの例※
サッカリン・アスパルテーム・ネオテーム・スクラロース・アセスルファムK など
☆食物繊維の種類を理解すると、主源となる物の中に アレルギー反応を発症する物が
あります。
サプリメントやダイエット食品を利用する場合は、
使われている材料や成分をしっかりチェックしましょう。
また どうしても使いたいけど 不安な場合は、
近くの医師や薬剤師・管理栄養士に相談しましょう。