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痛風


ある日 突然・・・足が!
痛風
ある日 突然・・・足が!!(:_;)

 思いきって足を見てみたら
爆発 2: イタイ・イタイ
 か・な・り
イタ〜イ
       
  すっごい はれていた パンパン



行きたくなかったけど、仕方なく医者に見せたら な・な・なんとっ
    【痛風発作】 でした。   この痛みは、突然やってきます。

《痛風発作》 全身に尿酸がたまって起こる発作です。

      体の関節に痛みが起こります。
      一番多い場所は:足の親指の関節

 痛風発作が起きる前から、血液検査の尿酸値を指摘されている人
 急に関節炎を起こした場合に、
   「痛風ですよ」と診断されます。

 足の親指のほかに、発作が現れやすい体の部分は、
   足の甲・足首・アキレスけんの付け根 など
 体の一部だけ、はれて炎症を起こして痛むのが特徴です。

 ◎ 痛風発作を起こして発症から ◎
 [数時間以内] 我慢できない状態 ⇒⇒⇒ 痛い

   歩けない!!
 [数日から数週間] 症状が軽くなる・消えてしまう ⇒⇒⇒ 痛くな〜い
   
全くの無症状!!
   7日から10日間で痛みが消えてしまいます。次の発作まで、全くの無症状!




角丸四角形: 一度痛みが出て無症状から再発作まで 約2年


血液検査で尿酸値を指摘された人が、何もせずに放っておくと痛風発作を起こすまで
                   〈10年〉
痛風発作を起こしやすい年齢は:男の人・30代 女の人・60代




横巻き: 《痛風発作を起こす人の尿酸値》
 低い人:3.5や4.0mg/dl
 高い人:8.0mg/dl以上




《痛風発作を起こしにくい尿酸値》
  4.6mg/dlから6.6mg/dl
左矢印吹き出し: この数値を保っていきたいですね。


 痛風発作は尿酸値が低すぎても高すぎても起きますね。
 高尿酸血症という診断とは同じでないことが分かりますね。

 《痛風発作が起こる理由》
 血液の中にある尿酸は、体に必要ない老廃物です。おしっこから体の外に排泄され ます。
 腎臓で上手に処理されなかった尿酸は固まって血液の中に残ってしまいます。
 固まった尿酸が、関節にたまって炎症を起こして発作が起きます。




 <痛風発作の放置はやめましょう>
  発作の痛みが消えても完治したわけではありません。
  尿酸値に問題があれば、じわっじわっと進行してしまいます。
  痛風発作の治療は確立しています。迷わず受診をしましょう。
  受診の時は「健康診断書」を持っていきましょう。



《痛風発作の治療》
[治療目的]
 @痛風関節炎の発症を防ぐこと
 A血液中の尿酸値のコントロール
   4.6mg/dlから6.6mg/dlが目標
 B他の病気を発病しないように十分な
   健康コントロール
[治療]
 @炎症を鎮める薬の処方で痛みを取ります。
 痛みが治まったら
     
 A尿酸値をコントロールする薬が処方されます。
 B尿酸値が継続的にコントロールできているか
   様子をうかがっていきます。
メモ: 生活習慣病や腎臓などに
異常が確認されないように
食事を含めた生活習慣の改善も行っていきます。





 関節炎が治まっても治療が終わったと考えてはいけません。
 治療は定期的に続けていくものですよ。



 痛風発作も高血圧症などの他の病気がなければ、
 生活習慣の改善が中心の治療だけですむ場合もありますよ。




メモ: 食べ過ぎをやめて体重を適正体重に保つだけで、
尿酸値を適正範囲にコントロールすることができます。


《尿酸値をコントロールするポイント》




フローチャート : 代替処理: 長続きできるよう 無理をしないで始めましょう




 ・太りすぎない
 ・軽い運動
 ・アルコールを控える
 ・水を十分飲む
 ・精神的ストレスの発散







[太りすぎない]
太りすぎは尿酸値が不安定です。適正体重を保ちましょう。
適正体重の計算の仕方
 (身長  m)×(身長  m) × 22 = (適正体重   kg)
                   ⇒プラスマイナス10%まで適正体重です。
 現在のご自分の体重よりも、やせていましたか?太っていましたか?

 やせすぎも問題ですよ。生活習慣をコントロールして適正体重まで安定させましょう。
          食べ過ぎをやめて、腹8分目を実行しましょう。

食品の 質より量 を改めていきましょう。

[軽い運動]
 太りすぎを止めて尿酸値を安定させます。

〔毎日続けられるように軽い運動から始めましょう。〕

◎運動習慣が全くない人は、1日10分の運動から始めるといいですよ。

〜10分メニューの例えば〜



 ・早歩きや階段の上り下り
 ・テレビを見ながら足踏み
 ・椅子を使ってスクワット
 ・いつも車で出かけているところを、歩いたり自転車を使って移動


◎体を動かすことに慣れてきたら、運動を取り入れていきましょう。
〜尿酸値を安定させるには、有酸素運動が適度と言われています。〜




 有酸素運動の種類
  ・ウォーキング ・自転車 ・水中歩行 ・水泳 ・ジョギング
  ・ラジオ体操
       ※ウォーキングは早歩きを意識して1日20分からが適当ですよ。



角丸四角形吹き出し: 注意



日ごろから運動習慣がない人がいきなり激しい運動をすると無酸素運動となる心配があります。
無酸素運動は、体の中に酸素が足りなくなっている状態です。この状態になると
尿酸値が一時的に上昇してしまいます。




 無理をしない程度に、運動を習慣化することが重要ですよ。


[アルコールを控える]
 〔痛風発作には体へのプリン体の取り込みがダメ〕と聞きますが
 体の中のプリン体とはなんでしょう??
  プリン体は体に欠かせない大切な物質です。
   細胞の遺伝子情報を引き受ける主成分です。
   筋肉を使う時に、エネルギーのもとになる大切な物質です。
 プリン体は
  エネルギーとして体が活動すると、尿酸という老廃物になります。
  老廃物はおしっこから体の外に出されます。
 プリン体は
  食べ物から補給すると、肝臓で分解されて細胞内で消費されていきます。
 
[お酒の飲み方を改めましょう。]
食品中の、プリン体が含まれている量はそんなに重要ではありません。
特にビールには多くのプリン体が含まれていると言われますが、
アルコール自体が尿酸値を上昇させ、痛風発作の頻度も高くさせます。
飲酒に制限が必要となります。

★アルコール量を歩行時間で表示します★

☆彡節度ある適度な飲酒の目安量は☆彡 縦巻き: 多量飲酒量とは

 日本酒で1日
 平均3合

を 言います。
メモ: ・ビール 中ビン1本 (540ml)
・清酒  1合  (160ml)
・ワイン グラス2杯  (220ml)
・ウイスキー ブランデー  ダブル (60ml)
・焼酎35度 半合 (70ml)

アルコールはプリン体の分解を速めて、おしっこから尿酸の排出を邪魔します。

◎休肝日(禁酒日)を作っちゃいましょう。

〜1週間に2日(48時間)以上〜

ビールの中ビンを毎日1本飲む人が休肝日(禁酒日)を1週間に1日作るだけで〜


      ブローチ: 肥満解消につながりますよ

200キロカロリーの摂取エネルギー量を節約!!





[水を十分飲みましょう]
 尿酸をおしっこと一緒に体の外へ出しましょう。
 水やお茶をたくさん飲んでおしっこの量を多くしましょう。

 十分な水分量とは・・・体重1kgに対して50cc
毎日補給したい栄養
牛乳はカルシウムと質の良い
タンパク質の補給に最適です。
1日400mlまでなら飲みすぎに
なりません。







 例・80kgの人の十分な水分量
  80kg×50cc=4000cc 1日の食事摂取量が2300キロカロリーの場合
  4000cc−2300キロカロリー=1700cc
  この人は1日1700cc以上の水分摂取が望ましい となります。

☆日本人の食事摂取基準(kcal/日)☆

性別

男性

女性

身体活動レベル

T

U

V

T

U

V

30〜49歳

2300

2650

3050

1750

2000

2300

50〜69歳

2100

2450

2800

1650

1900

2200

70歳以上

1850

2200

2500

1500

1750

2000

  注意:身体活動レベルは、T=低い・U=ふつう・V=高い
    個人の栄養指導の場合は、上記のものは、あまり使いません。

[精神的ストレスの発散]
   精神的ストレスは尿酸値を上昇させるので発散する工夫が大切ですよ。

 食事習慣・飲酒習慣・運動習慣
  ⇒生活習慣の見直しがストレスになっては大変です。
  長く続けられるように、生活習慣の見直しは厳しすぎないようにしましょう。

《痛風のいろいろ》

 痛風発作は食品のプリン体が大問題と言われがちですが、
 体の中のプリン体は、体が活動するために大切な成分です。
 プリン体の老廃物が尿酸でしたね。

 食品のプリン体を問題視するよりも、
 適正体重を保つことができる食事習慣を意識しましょう。

 ◎痛風の食事の基本は、【食品は自由に選べる】ということです。

  太り過ぎと便秘の予防ができれば、なんでも食品は食べられますよ。

  調理の仕方にこだわりを持ちましょう。
   食品のプリン体がどうしても気になるようでしたら
   なるべく煮物を中心とした食事内容にしてみましょう。
   煮たり炊いたりする調理法は、食品中のプリン体が煮汁に出てきます。
   食品中のプリン体がかなり減ります。
   十分煮炊きをして、煮汁は食べないように盛り付けます。
   注意したいのは、鶏ガラスープや肉類でとったスープはプリン含量が多いので、
   使わないようにしましょう。

 ◎酸性食品の大量食いは尿酸を増やしますよ!! 食べ過ぎに注意。
  酸性食品=酒・アルコール類 肉類

 プリン体が多いと言われる食品






 鶏レバー まいわし干物 イサキ白子 あんこう肝酒蒸し かつお節
 にぼし 干しシイタケ 豚レバー 牛レバー かつお まいわし 大正えび
 まあじ干物 さんま干物


 糖分が多い食品






 砂糖 菓子類 ジュース類 など


 脂肪分が多い食品






 霜降り肉 バラ肉 バター ヘッド ラード 生クリーム など


 外食の注意






○めん類・丼物などの一品料理は、なるべく避ける。魚や野菜中心の
 定食物を選ぶ。
○フルコースの西洋料理・中華料理はエネルギーが過剰になるので避ける。
 前菜に使われるフォアグラ・中華料理の珍味はプリン体が多いので特に
 注意
○アルコールは食前酒程度。
○塩分摂取が多くなりがちなので、外食中はコントロールが難しいですが、
 外食をしないときに十分注意をしましょう。

  

痛風発作を発症しないためには、適正体重を保てる生活習慣を
意識しましょう。