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| 消化器系 と 消化液 |
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口の中 <口腔> |
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「消化管(しょうかかん)」 と 呼ばれる 小腸 です。 胃 から 少量ずつ運ばれた 食べ物は、 長い 小腸 を 通過する間に 各種類の消化酵素 に よって 消化吸収 が 行われます。
小腸 で 消化吸収された 栄養は、 肝臓を中心に 栄養源 に 作り変えられます。 糖質 と タンパク質 は、 毛細血管に吸収されて 肝臓に入って 全身を循環 しますが 脂質 は、リンパ管 へ 吸収されて 血液循環します。 脂肪だけ 吸収経路が、他の栄養と 違います。 〔 小腸の十二指腸・空腸・回腸 〕 十二指腸 は、長さ 約25p の 「ひの字型」 に、 湾曲した 「管状部」 です。 空腸 は、小腸 の 上部 3分の2 を占めて 壁が厚い です。 回腸 は、小腸 の 下部 3分の1 を占めて 壁が薄く 骨盤の中に おさまっています。 空腸と回腸の境目は、はっきりとしていません。 〔 小腸 と 消化液 〕 1日に 約1.5〜3.0リットル の 腸液 が 小腸内に ジワッと にじみ出て 働きます。 腸液の種類 は、 糖質消化酵素 ・ タンパク質消化酵素 ・ 脂肪消化酵素 と 呼ばれるものです。 小腸 の 管腔内 や 小腸膜 で 食物を移行させながら 水分と一緒に 消化吸収を していきます。 腸液 は、十二指腸 ・ 空腸 ・ 回腸 で 働きます。 < 十二指腸で働く 胆汁 と 膵液 >
肝臓 で 作られる消化液 で、胆のうに貯留 しています。 食事をすると同時に 胆のう が 収縮 して 十二指腸 へ 胆汁が 流れてきます。 胆汁 が、消化酵素となって 消化が ほっとんど 終了 します。 1日の胆汁が流れる量は、500ml から 1リットル で そのうち 97〜98%は、水分です。 胆汁を貯留している 胆のう は、 長さ10p 幅 4p の 袋状で、肝臓の下面に あります。 50〜60mlの 胆汁 を 貯留することが できます。
膵臓 で 作られる 消化液 です。 食べ物が 十二指腸 に 入ってくると 膵液 が 流れ入ってきます。 膵液が消化酵素となって 消化が ほっとんど 終了 します。 膵液は、強力な アルカリ性 なので 小腸 は、アルカリ性 です。 1日に 1リットル から 3リットル 消化液として 働いています。 膵臓は、 胃袋の後ろ側に ある 三角柱状の 後腹膜臓器 です。 インシュリンは、ホルモン として 血液で流れています。
小腸よりも 太く 短い 消化管の 最終部 です。 大腸 は、盲腸 ・ 結腸 ・ 直腸 から 形成されます。 結腸 は、 上行結腸 ・ 横行結腸 ・ 下行結腸 ・ S状結腸 から形成されます。 大腸の大きな働き は、 小腸までの 未消化物質 の 処理 を 行うことです。 小腸の回腸 からの 内容物の水分 と 無機質 などを 吸収して 便 を 形成して 排泄します。 小腸の下部から 大腸の直腸まで は、 微生物が多く 小腸で分解・吸収 されなかった 一部の物質の分解を します。 水分の吸収 は、 大部分が小腸で行われます が 大腸でも1日に約1リットル弱の水分 を 吸収します。 大腸も 食道や胃と 同じような 波の運動で 食べた物を移動させます が、強い運動は 1日に 1〜2回しか 起こしません。 〔 排便反射 〕 胃に食べ物が入ると S状結腸から 大きな 腸管運動が起きます。 腸管運動は、食道・胃・十二指腸・小腸・大腸 全部にあり、 腸管神経 で 調整されます。 ゆったりした環境で 食事をすることは とても 大切な事 です。 体の中で 大きな腸管運動 が 起きることで、 腸内の内容物が 直腸へおくられます。 直腸の内圧 が、高くなって 便意を感じて 排便します。 これを 『排便反射』 と 言います。 排便反射は、意識的におさえることが できます。 我慢ですね。 直腸に炎症があると、排便反射が 敏感になります。 これを 「しぶり腹」と 言います。 ↓↓ 絶えず便意を感じる状態を 「しぶり」と言って 赤痢 の時に みられます。 〔 排便 〕 食物は 食後約3〜5時間で 結腸へ 運ばれます。 S状結腸までは、10時間以上かかります。 食後 24〜48時間で 排泄が開始され 72時間で終了 します。 ふん便は、1日平均100〜150グラムあります。 水分が 60〜80% 脂肪量は 5グラム以内 あり 食物繊維など不消化物が 含まれていますが 腸内細菌も多く含まれています。 大腸は、細菌が発育しやすく タンパク質を分解した産物や 不消化物 非吸収残物 腸内細菌など で 大腸菌が作られます。
◎ 2〜3日に1回の排便でも 苦痛なく十分に排泄があれば 便秘とは いえない ◎ 排便は 1週間に3回以上は 正常 ◎ 1日の排便が 2〜3回で 軟便または泥状便 が 長期間続いて 他に 異常がなければ 病的でないと判断 でも 1日1回の固形便が ある時から 同じことが起きると 下痢 ◎ 便通が3〜4日以上もなく 便量が少ない または 固くて排便に困難を 感じる場合は 便秘 《 腸の病気 》 ▽ 下痢 ⇒ 急性下痢 ・ 慢性下痢 ▽ 過敏性腸症候群 ▽ 潰瘍性大腸炎 ▽ 便秘 〇●〇 下痢 〇●〇 液状 または 液状に近い状態の ふん便が 排泄される 泥状 または 水様の 非固形便 が 頻回に排泄されるもの 正常便の水分量 は 約75% 下痢便の水分量 は 85%以上 ⇒ 便の形がない 大腸の運動が 普段より 高くなりすぎて 腸内容物の 通過時間が 短縮して 水分吸収が少ない 状態 ↓↓ ◎ 考えられる理由 ◎ 〇 大腸内の水分を吸収する能力が低下 〇 腸内から粘液が増えた ↓↓ 便が液状 〔 下痢の原因 〕 〇 腸管に 炎症・潰瘍・がん などがある 場合 〇 腸内容物の刺激による場合 (細菌や寄生虫などが作る毒素 異常発酵 腐敗産物 など) 〇 ヒ素や水銀などの中毒 〇 アレルギー性の変化 〇 小腸の障害が原因で 吸収不良を 起こしている(=吸収不良症候群) 〔 下痢を起こす病気 〕 ◎ 急性下痢=急性腸炎 ・一過性の機能性下痢 ・炎症状下痢 感染症(細菌性胃腸炎 赤痢 アレルギー 中毒症) ◎ 慢性下痢=慢性腸炎 ・消化不良性下痢 ・吸収不良症候群 ・大腸性下痢 ・その他の下痢(神経性下痢など) ◎ 急性下痢=急性腸炎 ◎ 〔 原因 〕 感染症のもの と 非感染症のもの が ある 1番多い物は 微生物によるもの 感染症のもの = 細菌やウィルス・原虫など による場合 細菌性食中毒 ⇒サルモネラ ブドウ球菌 病原大腸菌 腸炎ビブリオ 腸チフス菌 など ウィルス性下痢・真菌性下痢・アメーバー赤痢 ⇒赤痢やコレラなど 感染症による下痢 感染症の下痢は 細菌性食中毒が多い 発熱や腹痛などの 胃腸炎症状 が みられる ↓↓ 頻回の下痢によって 脱水症状を起こし 重症になることもある 非感染症のもの = 暴飲暴食 ・ 腹部の冷却 ・ 薬剤 ・ アレルギー などによる 場合 ●物理的刺激=寝冷えや冷えによる ●試験下痢 ●情緒性下痢 ●アレルギー性下痢 ●食物の多量摂取による下痢 非感染症の下痢は 特に 神経質に ならなくてよい 急性腸炎は、 腸の炎症の変化で 消化吸収の障害を発生します。 その結果、下痢や腹痛などの症状を 起こします。 急性腸炎の1番特徴的な症状は、下痢 です。 その他の症状は、腹痛 おなかの不快感 吐き気 嘔吐 など 感染症の急性腸炎の症状は 発熱 です。 下痢による脱水 脱力感 なども 起こることがあります。 〔 急性腸炎 の 食事 〕 多くは 経過が良好になります。 腹痛や下痢など 症状が目立つ場合は、 1〜2日間 食事を食べません。 症状で 弱っている時は、食事を止めることで 腸管の安静を 保ちます。 栄養上の心配は ありません。 食事は、止めますが 水分補給は 必ずします。 水分は、湯冷まし や 番茶 を 補給します。 症状の軽快に合わせて 少しずつ栄養価を上げる食事にします。 流動食 や やわらかい食事 から 少しずつ進めます。 回復して 食欲が戻っても 食事の1回量を少なくして 「分割食」に していきます。 食事内容は、 刺激物を少なくした献立 を 考えます。 ⇒ 辛い物・苦い物・脂っこい物 特に、熱すぎたり 冷たい食事は 避けます。 また、牛乳は 様子を見ながら 補給しましょう。牛乳の積極的な補給は、 考えません。 ※※ 急性腸炎(急性下痢) は 突発的に起きて 下痢状態が数時間で 治ることも あります。 一過性の機能性下痢 (食当たり や 冷え や 寝冷え など) ですが 食中毒などの微生物による 急性腸炎(急性下痢)は、病院の治療は 絶食から始まって 補液も行います。 数時間で治まってしまうので 病院を受診しない場合もあると思います。 この場合 ◇脱水症を防止するために 水分補給は必ずしましょう。 水分の種類は 白湯 ・ 常温の補水液 など 補給しやすい物を 息苦しい状態であっても 必ず飲みましょう。 痛みのピークが経過しても 体調が戻らない場合 ◇口当たりの良い 水物系の食品を選びながら お粥は 食べるようにして 腸内を休ませましょう。 お粥は、からだにやさしい糖質の食物繊維食品 です。
◎ 慢性下痢 = 慢性腸炎 ◎ 〔 原因 〕 急性下痢と同じです。 慢性の感染症のもの と 非感染症のもの が 考えられます が、 腸管に限った 異常とは 限らないもの です。 長期的な病気の治療中に 栄養障害や貧血と言った 診断につながってしまうので 病気の特異性が みられにくい症状 です。 ですが、 不適当な食事や過食 胃無酸症 や アルコールの常用 なども あげられます。 〔 特徴と症状 〕 腸だけの不良の場合 と 腸からの腸以外の広い範囲まで続いている状態 が 特徴です。 症状が 軽い時は、慢性的な下痢だけ ですが これがずっと続いて 症状が進むと 腹部の不快感 腹痛 食欲不振 体重減少 などが あらわれます。
胃炎の時や胃がんの時に 無酸症となって 消化液での消化が不十分な時に 起こります。また、 慢性膵炎といった病気を持っていると 膵液の働きが弱くなってしまう ので 消化が不十分になって 起きてしまいます。 ↓↓ これらの原因で タンパク質がおなかの中で 腐敗したり 糖質が発酵したり することで 腸を刺激します。 ↓↓ 下痢が起きます。
@ 腐敗性消化不良症 タンパク質の消化吸収障害による下痢 便はアルカリ性 A 発酵性消化不良症 炭水化物の消化吸収障害による下痢 便は酸性 消化不良症の症状が それぞれ 重い場合 栄養障害も強いため 体重減少も強くあらわれてきます。 おなかは、絶対 保温する ことが 重要で 食事時間は 規則正しく を 意識し 食事は ゆっくり ゆったり よくかむ ように します。
栄養素の消化吸収が障害された状態の 総称 小腸の障害から起きる 吸収不良で 下痢を起こします。 <例> ラクターゼ欠損症などは 乳糖を分解する酵素が欠損して起きます。 〔 吸収不良症候群 の 症状 〕 慢性下痢 体重減少 腹部膨満 貧血 浮腫 など 栄養素では 特に 脂肪の消化吸収障害が多くみられます。 慢性下痢では、脂肪便(脂肪下痢)がみられます。 〔 治療 としては 〕 原因除去 が 第1 と されます。 食事は、 体力保持を目的とします。 消化の良い食事内容を意識します。 避ける食事内容は ・冷たい飲み物 ・繊維やおなかに残りやすい野菜 ・おなかの中で ガスがたまりやすい 豆類・いも類 などは 多量に食べない 栄養素の脂肪は1日20〜30グラム程度とします。
大腸に異常がある場合に 発生する下痢 です。 栄養素は 小腸で吸収されるので 栄養障害はあまり 受けない。 主に、 水分吸収が障害されて起きます。 潰瘍性大腸炎 や 過敏性大腸炎 などの時に みられる症状 です。 ※※ 過敏性大腸炎などは、 腸の運動が活発過ぎる か 運動が低すぎる かで 起きてしまう 下痢 です。 腹痛や腹部の膨満感 が あります。 精神的な原因も関係する様子で 下痢の時もあれば 便秘の時もあって 下痢と便秘が 交代することも あります。(神経性下痢)
原因は 不明 大腸の 原因不明な 非特異性炎症 粘膜に すりきずのような物が あらわれる。 長年にわたって 再発と症状の軽快を 繰り返す。 発症や再発を 誘うものは、「ストレス や 妊娠」 20〜40歳に 始めて発症することが 多い 症状は、直腸からあらわれて 少しずつ全結腸へ 広がります。 出血や下痢につながっている病気 です。 出血は血便の原因になります。 深刻な病態です。完治するまで 長期間かかります。 〔 症状 〕 主な症状:血便や下痢 腹痛や発熱や体重減少が 多く確認されています。 症状は、少しずつ発症します。 ときどき 急な電撃型の激烈な症状で 発症します。 下痢は 1日1回〜2回 から 20〜30回 精神的な疲労や繊維の多い食事で増悪します。 便は、粘血便ですが 便の外側に血液が混ざることもあります。 腹痛は、左下腹部に多いです。 食欲不振 微熱 体重減少 嘔吐 などもあります。 〔 治療 〕 一般的に 心身の安静 が重要です。 お薬や食事や手術といった 治療もあります。 〔 潰瘍性大腸炎の食事 〕 高エネルギー 高タンパク質 高糖質 高ビタミン 食 高タンパク質食を中心として 高エネルギー食 とします。 ◎お粥 や おなかに負担が少ない やわらかいご飯 を たくさん食べましょう。 ◎高タンパク質食品は、油脂が少ない肉・魚などを 選びます。 肉・魚の 赤身は最高に栄養価が高いですが 潰瘍性大腸炎の症状があるときは、食欲も落ちているので 無理に食べることを 考えないようにしましょう。 肉・魚以外の高たんぱく食品 豆腐・豆乳・卵 ↓↓ 高タンパク質ですが 植物性食品です。野菜と同じ と考えて たくさん食べましょう。 体調が落ち着いてから 食べてほしい 高タンパク質食品は、 とりささみ 豚ひれ肉 白身魚 まぐろ かつお など スープ煮や煮付けなどで 味をつけて 常温で食べましょう。 ◎牛乳・乳製品は 症状を悪化させることがある ため 避けますが 材料として使われている調理食品は 負担がかかりにくいので 食べることができます。 プリン かぼちゃプリン ゼラチンが入っているヨーグルト など ◎消化吸収の良い食品を選ぶこと ↓↓ 腸内に残りにくい食品 腸内発酵しない食品 食べにくい食品(おなかに負担がかかる食品)は、 さつまいも とうもろこし れんこん ごぼう きのこ類 海藻類 症状があるときは、野菜も食べにくいですが 落ち着いたら おなかに負担をかけない野菜を選んで たくさん食べましょう。 野菜をたくさん食べても おなかに残らない状態にします。 消化が速い野菜を選びます。 いも類の じゃがいも・長芋・里芋は、消化が速いので おなかに残らない野菜の種類として 選ぶことができます。 ごま油はおなかに負担がかかりにくいですが すりごまなどは避けましょう。 ◎ 刺激物を避け 腸管の安静を保ちましょう。 刺激物は、 アルコール コーヒー たばこ 辛い物 酸っぱい物 熱いもの 冷たいもの 気持ちが落ち込みやすいので 変化ある食事 を 意識しましょう。
↓↓
意識的に実行しましょう。
胃腸管の壁から 管腔内(かんくうない)に 血液中のタンパク質が異常にもれてしまう ことで 低たんぱく血症 という 症状を発生する 「症候群」 です。 〔 原因 〕 大きく2つ ◎リンパの障害=リンパ液(血液)の流れが うまくいかない ことが理由 (肝硬変など) リンパ管(血管)が 拡張して そのうち破裂 ↓↓ タンパク質が直接 腸を通じて 消化管に入り込む ◎タンパク質が消化管にもれ出ることで 血液中のタンパク質濃度が 下がってしまう (胃腸管の感染症がある・潰瘍性大腸炎・ポリープなど) 〔 症状 〕 消化器の症状はありません。 唯一の症状は、浮腫 です。 〔 食事 〕 高エネルギー 高ビタミン 高タンパク質 食 タンパク質食品は、消化の良い物を選んで 栄養価が豊富な食品を 調理しましょう。 〇●〇 便秘 〇●〇 排便回数が 減少する状態 ふん便が 直腸から排出するのが遅延する ため 大腸内に長く停滞する場合 一般的に 数日以上 排便がない状態 1日1回 排便があったとしても その量が非常に少なく 残便感がある 場合 ※※ 2〜3日に1回の排便でも 苦痛なく 十分に排便があれば 「便秘」とは 言えない。 便秘は 便に水分がなく 固く 排便に苦痛・困難を伴う。
< 便秘 > は、 ・腸管の運動の減退 ・緊張過ぎて 高ぶった状態 ・腸内での通過障害 などで、 腸内容物の水分が 過剰に吸収されて発生します。 ・旅行や転居など 急激な環境の変化 ・精神的ストレス ・食事内容に あまり おなかに残らない食事をした時 ↓↓ これらの原因で 健康な人でも 便秘は 一過性に発生します。 〔 症状 〕 下腹部痛 腹痛 腹部膨満感 食欲不振 頭痛 など 〔 便秘の類型 〕 常習性便秘症 (慢性便秘・機能性便秘) @弛緩性しかんせい(単純性)便秘 = 1番多い便秘 大腸の緊張が低くなって 大腸の運動も減弱して 起きる 便秘 腸内にある内容物の輸送が遅延します。 神経症の人や高齢者に起こりやすい。 食欲不振 腹部膨満感 頭痛 心臓の鼓動が激しく感じられる 体がだるく何もする気になれない などを、伴うことが多いです。 A排便困難症 ふん便が直腸に来てても 排便が起こらない状態 弛緩性便秘症と合併しやすい 妊婦は腹筋のちからが弱くなっているので 排便が難しくなる Bけいれん性便秘症 = 過敏性大腸炎 特有の便秘 大腸の緊張が大きくなって 腸の収縮で 便の通過障害が起きて 発生する 便秘は続かない 時々下痢に移行する 便は、ウサギフン状やえんぴつ状 腹痛 頭痛 吐き気 不眠など の症状も出る 左下腹部痛を訴えるが 排便後 痛みがなくなることが 多い 続発性便秘症 (常習性ですが @〜Bの型に入りません) 神経系の病気 や 腸腔内の病気 が ある場合や 下剤や浣腸の常用 アルコールやニコチンなどの中毒に 続発して起きる便秘 器質的便秘症 (症候性便秘) 腸管に 器質的通過障害がある場合 や 肛門に病気がある場合 ↓↓ 狭窄や屈曲や癒着 圧迫 など 便が直腸まで来てても 便意をおさえるため 排便が難しい 一過性単純性便秘 食事や生活が一時的に変化したために 起きるもの 直腸型便秘 便意を抑制す習慣(我慢する) の人に起こりやすい 〔 便秘の食事 〕
弛緩性便秘 と けいれん性便秘 の 食事 @弛緩性便秘の場合 腸の運動を活発にさせる食品を選び 下剤はなるべく使わない ◎ 便の全体量を増やす食品 = おなかに残りやすく繊維の多い食品 < 野菜 海藻類 > ◎ 腸内で発酵しやすい食品 < 糖質食品 砂糖 くだもの > ◎ 脂肪食品はしっかり食べる 便の通過を滑らかにします。 大腸を刺激するので 腸の運動を活発にします。 食事の全体量が 少ないと 便秘するので 食事の全体量は多く 用意します。 早朝の空腹時(起きてすぐ や 朝食前)に、 冷たい水 や 冷たい牛乳 冷たい果汁 など 飲みます。 1日の水分量は 普通に飲んで補給します が、 空腹時以外(食事中など)は 少量を数回に分けて補給します。 炭酸水 や 香辛料も 便秘に効果があります。 食物繊維は、1日約30グラム 補給します。 これは、本当に意識して用意しないと なかなか たどりつきません。 野菜・くだもの を 【いつもの倍】 補給して 必要量のお米をしっかり 食べましょう。 Aけいれん性便秘の場合 腸の運動を おさえる 食品を選びます。 弛緩性便秘とは、逆です。 けいれん性便秘は、腸の運動が強すぎて起きる 便秘です。 ◎ おなかに残りにくく 繊維が少ない食品 を 選びます。 ◎ 腸内で発酵しにくい食品 を 選びます。 【 腸に刺激を与えない 食品 】 ↓↓ くだもの や こんにゃく さつまい以外のいも類 は、 水に溶けやすい食物繊維 なので 食べて問題ありません。 昆布 ひじき わかめ も 食べて問題ありません。 炭酸水 や 香辛料 酸味の強い食品 は、腸を刺激して 緊張させてしまうので 効果ありません。 冷たい物も 控えましょう。 けいれん性便秘は、腸の内容物の移動が障害される もので 神経過敏症の人に多くあらわれる症状で 便秘と下痢が交互にくることも あります。 下痢の場合は、下痢症状に適した食事内容にしましょう。
便通異常と腹痛など 腹部症状を慢性的に訴えるが これらの症状を 説明する体内の異常が認められない 腸の機能異常 〔 特徴 〕 ◎腸の不調を訴える人たちの中で 1番 頻度が多い ◎20〜40歳代に多く 症状が変動しやすい 〔 原因 〕 ◎不安や神経質な傾向やストレス ◎自律神経失調 胃腸の反応が強すぎる ◎アレルギー 食べ物 薬 気温 〔 症状の特徴 〕 ◎朝 固い便を排泄してから その後 頻回の軟便や半固形便が続く ◎腹痛は下腹部に多いが 排便や排ガスで軽減する ◎食事ごとの排便 ◎ストレスによって症状が悪化 ◎下痢があっても 体重減少が少ない ◎睡眠中は症状がない 〔 症状の種類 〕 ◎けいれん性便秘型 冷水 などで 下腹部痛がある 固い便を排泄すると治る ◎神経性下痢型 朝食前後に粘液を含む下痢がある 腹痛をともなわないこともある ◎交代性便通異常型 けいれん性便秘型と神経性下痢型の症状が 入り混じって起こる ◎その他 腹部膨満感 食欲不振 自律神経症状(頭痛 肩こり 動悸 手足の冷え しびれ 不安 など) 〔 過敏性腸症候群の食事 〕 ◎アルコールやカフェインを含む飲み物 と たばこは制限する ◎規則正しい食生活を 意識しましょう。 下痢の場合 = 下痢の食事内容を行います。 ・繊維の多い食事は 控えます。 ・消化の良い状態で食事をしましょう。 ・脂肪の多い物や冷たい物は 避けましょう。 便秘の場合 ・水分を多く補給しましょう。 ・刺激物は避けましょう。 (辛すぎるもの 酸っぱすぎるもの 油っぽい物 熱すぎるもの 冷たすぎるもの など) ・繊維を多く含む食事内容にしましょう。 (バナナ や 煮た野菜 が 腸管の刺激作用が少ない ので 適当です)
☆★☆ 下痢症状の 慢性下痢で 説明しています。 ☆★☆
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